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大河原町編

県南部に位置する大河原町は、中心部に白石川が流れており、冬には毎年多くの渡り鳥が飛来します。白石川の両岸には、約8km、約1200本の桜並木が続き、春にはこの桜並木「一目千本桜」を見物しに県内外、国外からも大変多くの観光客が訪れます。
壮大な蔵王連峰を背景とした桜並木は、この大河原町でしか見る事のできない絶景です。今回は、自然が織りなす美しい風景を目にする事ができる大河原町に訪れました。

おおがわら桜まつり 水鏡の美(提供:大河原町)

一目千本桜(ひとめせんぼんざくら)の歴史

ソメイヨシノを中心とした桜並木「一目千本桜(ひとめせんぼんざくら)」は、大正12年、大河原町出身の高山開治郎氏の寄贈により植樹されたそうです。高山氏は東京に上京し、仕事で成功を収めましたが、上京している間も故郷との交流を続けていました。大正12年に白石川堤防の工事が完了したという知らせを聞いた高山氏は植木職人2人を連れて町に戻ります。
この白石川の堤防を未来の桜の名所にしたいという夢を実現させるため、約1,000本の桜の苗木を植えたそうです。高山氏の願いは、約90年の時を経て立派な桜の木となり、毎年春に美しい桜の花を咲かせて人々を魅了しています。平成2年には「さくら名所百選の地」にも選ばれました。現在は町民の方々や地元の高校生が大切に保護・育成をしているそうです。

おおがわら桜まつり
たくさんの人で賑わっています!

“おおがわら桜まつり”に行ってきました!

毎年4月上旬頃に大河原町で行われる「おおがわら桜まつり」には県内外から多くの人が訪れます。お祭りが開催されている期間は、この時期しか味わう事のできない「お花見弁当」の販売や、堤防からとは違った風景が楽しめる「お花見屋形船」が運航され、各種様々な屋台が軒を連ねます。春の暖かな陽気も相まって会場は終日活気に溢れていました。
夜には夜桜のライトアップもされており、昼間とはまた違う幻想的な桜並木を見ることができます。
取材当日は天候に恵まれたこともあり、まさに絶好の「お花見日和」でした!現地に到着するとすでに町の中は多くの人や車で賑わいを見せていました。駅から10分程歩くと白石川堤防が見えてきます。同時に見事な桜並木が目に飛び込んできました。花弁が舞う中、ゆっくりと散策しながら桜を見る事ができます。
堤防の桜並木は約8kmに渡り一本一本の木がほぼ等間隔に生えているため、来場者の多さも気にならずに、桜の花が満開の木の下でゆったりと飲んだり食べたりすることができます。
また、違った景色を見たい!という事でしたら、「お花見屋形船」が運航しているので、乗船をお勧めします。視界を遮るものが一切なく、全体像を眺めることができますよ!
きらきらと輝く白石川と青く澄み渡る空、雪が残る蔵王連峰と桜並木のコントラストはまるで一枚の絵画の中にいるような気分になります。

左から「どんどん焼き」、「イカ焼き」、「玉こんにゃく」

目の前に広がる絶景を、できたての屋台料理を頬張りながら見る事ができるのは、桜まつりの醍醐味だと思います。大河原町の一目千本桜、一見の価値ありです!
最後に表紙写真をご提供くださいました、大河原町商工観光課さま、美しいお写真をありがとうございました!

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