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仙台市青葉区編

提供:西公園花見協賛会 西公園の夜桜

仙台市青葉区は都心から宮城地区がある山形県境まで北西方向に細長い形になっています。広瀬川の清流が35kmにわたって区内を東西に貫いており、市の5区の中で、人口、面積とも一番大きいです。また、市の中枢的な役割を担う行政機関・金融機関・事務所・商店などが集中し、更に東北大学をはじめ多くの大学、研究機関、専門学校、があります。博物館、科学館、仙台文学館、せんだいメディアテークなどの教育・文化施設が充実しています。一方で都心から30分程車を走らせると温泉等もあるため、経済活動や文化施設が充実しているだけではなく、豊かな自然環境や観光資源に恵まれた街でもあります。今回はそんな活気溢れる仙台市青葉区の魅力をご紹介したいと思います!

フィギュアスケート発祥の地!五色沼(ごしきぬま)

五色沼

五色沼は青葉山公園内にある池で、仙台城(青葉城)をめぐる堀の一部です。明治中期に外国人たちがこの場所でスケートをはじめ、明治42年(1909年)頃に第二高等学校生がウィルヘルというドイツ語教師からフィギュアスケートを教わり、指導を受けた生徒やその後輩たちが全国各地で普及していったことから、この五色沼(堀跡)はフィギュアスケート発祥の地と言われている所以です。
また、フィギュアスケート金メダリストの荒川静香さんや羽生結弦選手の出身地でもあるため、「国際センター駅」という地下鉄の駅前にはお二人の手形やモニュメントがあります。
雪が降る中での撮影でしたが、凍った水面に降り積もる雪が見せてくれたのは天然のスケートリンクでした。もちろん現在は滑ることはできませんが、この場所でスケートを楽しむ明治期の人々の様子が目に浮かびます。仙台のスケートに適した環境が、後のゴールドメダリストを生み出したのだと思います。

フィギュアスケートのモニュメント

西公園

こけし塔

西公園は、明治8年に開園した市内で最も歴史ある公園です。明治時代には桜ケ岡公園という名で呼ばれており、現在の「西公園」という名称は戦後に改称したものです。西公園は桜の名所として有名で、蒸気機関車・こけし塔・芭蕉句碑・彫刻・伊達政宗公が朝鮮から持ち帰ったとされる臥竜梅(保存樹木)など、見どころ満載です!
すっかり雪に覆われた公園内は一面真っ白で、葉の落ちた木々は寒々しく目に映りますが、春には桜が咲き乱れ、お花見で賑わう人々の活気に溢れるそうです。他にも都心にいるとは思えないくらいに自然が豊かで、広い敷地内には遊具も充実しており、地域の人々にとっての“都会のオアシス”なのではないかと感じました。

蒸気機関車

仙台藩初代藩主伊達政宗公が眠る霊廟 瑞鳳殿(ずいほうでん)

協力:公益財団法人 瑞鳳殿

杉の大木が並び立つ参道の奥に仙台藩祖伊達政宗公が眠る霊廟所「瑞鳳殿」はあります。寛永13年(1636年)、70歳で生涯を閉じた伊達政宗公の遺言により、その翌年に経ケ峯に建てられました。瑞鳳殿は、本殿、拝殿、御供所、涅槃門からなり、桃山文化の特徴である絢爛豪華な霊廟です。昭和6年(1931年)、国宝に指定されますが、 昭和20年(1945年)の太平洋戦争の際に焼失してしまいました。その後、昭和54年(1979年)に再建され、平成13年(2001年)には、改修工事が実施され、柱には彫刻獅子頭を、屋根には竜頭瓦を復元し、こうして創建当時の姿が甦りました。
深々と降る雪の中、極彩色に彩られた霊廟は優美さと荘厳さの両方を纏い、静かに佇んでいました。一度、戦火で焼失してはいるものの、創建当時の姿が忠実に再建されたことで、今でも当時の霊廟を間近で見ることができます。あまりの美しさに一瞬この建物が墓所であることを忘れてしまいそうになります。貴重な歴史的建造物としてはもちろんですが、芸術的な側面からも圧倒される瑞鳳殿は仙台観光の際には必ず訪れることをお勧めします。

絢爛豪華な霊廟

仙台朝市

仙台朝市

仙台朝市は仙台駅西口から歩いて約5分の場所にあります。通りには70ほどの店舗が並び、地元宮城の新鮮な海の幸・山の幸などが所狭しに並べられています。市場の歴史は古く、昭和20年(1945年)に空襲により焼野原になった仙台駅前に並んだ露店、通称「青空市場」が始まりと言われているそうです。そこから現在に至るまでの約70年間、「仙台の台所」として仙台市民の食卓を支えてきた仙台朝市は「食」を通して訪れる全ての人に宮城県の“豊かさ”を伝えてくれる場所となっています。
取材当日雪が降る中、市場を訪れました。様々な食材が並び、店員さんの元気な声がそこかしこから飛び交います。市場の賑わいに寒さも忘れて、度々店先の食材に目を奪われては足を止めてしまい、なかなか先に進むことができませんでした(笑)。お惣菜の販売や飲食店もあるので、「お腹が空いた、、、。」「仙台ならではのものが食べたい!」という時に是非訪れてみて下さい。宮城の美味しい食べ物たちが迎えてくれますよ♪

宮城県のブランド銀鮭「銀王」を使用した、「鮭バーグ」と「はらこ飯」を食べました!

銀王のはらこ飯弁当

鮭バーグ

仙台朝市にある「銀結び 仙台朝市店」で女川の養殖銀鮭「銀王」を使用した「鮭バーグ」と「はらこ飯」をいただきました。「銀結び」は鮭料理専門の居酒屋で、女川町で養殖されている宮城のブランド銀鮭を使った料理を提供されています。ここ「銀結び 仙台朝市店」では銀王を使ったお弁当やお惣菜を販売しています。
まずは一番人気の「鮭バーグ」をいただきました。一口食べると口いっぱいに鮭の香りが広がります。食感はふわっとやわらかく、何個でも食べることができてしまいそうでした。素材の魅力を最大限に活かした“鮭バーグ”は鮭そのものの美味しさを手軽に味わうことができます。続いて「銀王のはらこ飯弁当」をいただきました。鮭のうま味がしみ込んだ炊き込みご飯と程よい塩加減の鮭、イクラの濃厚な味とプチプチとした食感が生み出す絶妙な味わいに思わずため息がでてしまいます。鮭の良いところがギュッと詰め込まれた「銀王のはらこ飯弁当」はリピート間違いなしの逸品です。取材時に「銀王」の魅力を語る店長工藤さまのキラキラした表情が忘れられません。この度は快く取材に応じていただうえに、お店や商品について一つ一つ丁寧にご説明下さいまして有難うございました!

※“はらこ飯”は鮭の煮汁で炊いたご飯の上に、鮭とイクラを乗せた宮城県の郷土料理です。

「銀結び 仙台朝市店」店長の工藤さまと

定禅寺通

ブロンズ像

百貨店や商店街、カフェにコンサートホールも周辺にあることから終日多くの人が行き交います。約700mのケヤキ並木の遊歩道にはイタリアの現代具象彫刻を代表するエミリオ・グレコなどによる彫刻作品が並び、屋外にある美術館のようです。イベントなども開催され、その度にたくさんの人で賑わいます。
私自身買い物や食事をする際に訪れることがありますが、定禅寺通は季節ごとに自然が生み出す様々な色に染まります。春や夏であれば、緑の葉が生い茂り、路面に木陰を作ってくれます。緑と街のコントラストが美しく、この景色を見ると「杜の都」にいるのだと実感します。秋には紅葉した視界は赤や黄色に染まり、落葉は地面に鮮やかな絨毯を作ります。冬には「SENDAI光のページェント」が開催され、112本のケヤキに約42万球のLEDが通りを彩り、期間中煌びやかなイルミネーションを楽しむことができます。
この時期は寒さも厳しいのですが、この景色を見ればきっと温かくなるはずです♪是非訪れてみてください!

仙台光のページェント(2019年12月撮影)

 

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