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岩沼市編

宮城県の南部、太平洋沿岸に位置します。空の玄関口となる“仙台空港”があり、臨空工業地帯として多くの企業がこの地に工場を構えていることから商工業都市として発展してきました。その一方で自然を身近に感じる事ができる施設や公園が充実しており、海と山の両方の自然を身近に感じることができます。市内の各地域では季節毎に様々なイベントが開催され、賑わいと癒しを両立している都市、それが岩沼市です。

竹駒神社のどんと祭裸参り(提供:岩沼市)

日本三稲荷の一つ竹駒神社

岩沼駅から徒歩10分程の場所にある「竹駒神社(たけこまじんじゃ)」は、日本三稲荷の一社に数えられる神社です。歴史は大変古く、創建は842年、仙台藩主伊達家歴代とも深い関わりがあります。産業開発、五穀豊穣、商売繁盛などのご利益があることで知られており、地元の方々はもちろん県内外の多くの人々が信仰しています。東北地方では鹽竈神社と一、二を争うほどの初詣客(例年約160万人)が訪れる事で有名です。稲荷神社なので、狛犬ならぬ狛狐が出迎えてくれました。境内は厳かな雰囲気に包まれており、石畳を辿っていくとまず始めに岩沼市の有形文化財である「隋新門(ずいしんもん)」をくぐり抜けます。更に進むと大きな「唐門(からもん)」と竹駒稲荷と書かれた赤色が鮮やかな大きな提灯が現れます。この「唐門」は宮城県有形文化財に指定されており、重厚でありながら細部まで彫刻が施された繊細さを併せ持つその姿は見事です。本殿は厳かな雰囲気を纏っており、自然と背筋が伸びる気持ちになりました。東北最大級の稲荷神社「竹駒神社」を一度訪れてみてはいかがでしょうか?

竹駒神社

国名勝「武隈の松」

俳聖松尾芭蕉は「奥の細道」でこの「武隈の松(たけくまのまつ)」、またの名を「二木の松」を登場させています。″桜より松は二木を三月越し″と芭蕉が詠んだこの歌は、江戸から三月かけて旅をして、ようやくこの松を見ることができた時の感慨を意味しているそうです。この松は様々な歌枕に登場しており、古くから人々の心を掴んできたことがわかります。根元が二木に分かれているのが印象的なこの松を、芭蕉がはるばる江戸からこの地を訪れて目にしたと考えると、とても感慨深いものがあります。訪れる人によってどのように目に映るのか違うと思いますが、二本の松の木が力強く空に向かって生えている様は、そこに色々な思いを重ねたくなる気持ちになりました。

武隈の松

岩沼市民のソウルフード、「岩沼とんかつ」

岩沼市にはかつて、食肉処理場があり新鮮な豚肉が手に入りやすかったことから、とんかつ屋やホルモン屋、ラーメン屋がたくさんできたとされています。特に岩沼のとんかつは、「厚みがすごい!」という噂が広まり、今では地元の人々はもちろん、県内外の多くの方から愛されています。そんな“岩沼とんかつ”を「とんかつ二木(ふたき)」でいただきました!注文したのはお店いちおしメニューの“ロースえび定食”。黄金色の衣は香ばしく揚がっており、脂身と肉のバランスが絶妙なロース肉はとても柔らかく、脂身は口に入れた瞬間溶けてしまいました。もちろん厚みはうわさ通り!お店特製ソースはスパイスが効いており、とんかつの旨みをさらに引き立てます。真っ白なご飯との相性もばっちりで、箸を動かす手が止まりませんでした。
次に食べるのは見ただけでワクワクさせてくれる大きく立派な海老フライ!お約束の“外はサクサク、中はプリップリ”の食感でした。「揚げたて」というのはこんなにも人を幸せにするのかと静かに感動してしまいました。岩沼市に訪れた際には是非食べてみてください♪

岩沼とんかつ

最後に表紙写真をご提供くださいました、岩沼市商工観光課さま、迫力のあるお写真をありがとうございました!

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