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利府町編

利府町(りふちょう)は宮城県のほぼ中央に位置しています。商業施設や運動施設が大変充実しており、仙台市中心部への通勤・通学のアクセスの良いベッドタウンとして現在にかけて人口の増加傾向にあります。一方で歴史と深く関わりを持っている一面もあります。かつての国府であった多賀城市に近いことから利府町では縄文時代や古墳時代、鎌倉~江戸時代までの幅広い時代の遺跡が数多く発見されており、そこから土器や装飾品の遺物が出土しています。
また、「利府」といえば「利府梨」と言われる程、梨の栽培が盛んで、その起源は今から135年前の1884年から栽培の歴史があります。利府観光梨園をはじめ多くの梨園があり、旬の時期を迎えるともぎ取り体験ができることで有名です。

観光梨園(写真提供:利府町)

東京2020オリンピックと「ひとめぼれスタジアム宮城」

町の中でも小高い丘の上にある宮城県総合運動公園宮城スタジアム、別名「ひとめぼれスタジアム宮城」は陸上競技やサッカー等ができる多目的競技場です。2020年東京オリンピック競技大会のサッカー競技会場であり、49,000人収容できる東北最大規模の競技場になります。
広大な敷地の中にそびえ立つ「ひとめぼれスタジアム宮城」の屋根は見事な曲線を描いており、仙台藩主である「伊達政宗公」の兜飾りの三日月をイメージしているそうです。
あまりの大きさに、全貌を撮影する事ができませんでしたが、2020年にはこの会場が沢山の人で埋め尽くされ興奮と熱気に包まれる様はきっと圧巻だろうと思いました。

宮城スタジアム

近くには展望台もあり、そこからは利府町を一望することができます。遊具やレクリエーションスペースもあるので、憩いの場として地元の方々に愛されています。

利府町眺望

利府町文化財 菅谷横穴墓群を訪れました!

利府町西部の丘陵地帯にある菅谷横穴墓群(すがやよこあなぼぐん)は、七世紀(飛鳥時代)初めごろから造られ始めたとされており、その数はおよそ100~200基あるといわれています。
麓には「菅谷不動尊」が祀られており、裏手から登る事ができます。鬱蒼と木々が生い茂る山の中を古い石造りの階段を上っていくと岩肌にくりぬかれた横穴が姿を現します。写真に収めた横穴は墓群のごく一部で、まだ発掘されていない横穴がこの地一帯にあると考えられています。凝灰岩(ぎょうかいがん)の崖に掘られており、この岩の「崩れにくい」という特性から度々発生する地震にも耐え、今でもこうして間近で見ることができます。土器(土師器(はじき)・須恵器(すえき)をはじめ、装身具(勾玉(まがたま)・管玉(くだたま)、鉄製品(直刀(ちょくとう)など)といった出土品の一部は、郷土資料館で見ることができます。
今から1,400年も前、利府町は政治的にも非常に重要な拠点であったことが、今日まで残った遺跡や発掘物から容易に想像することができます。歴史的に貴重な財産に接することができ、素晴らしい経験になりました。

菅谷横穴墓群

利府町のおいしいお土産 ~編集長(独断と偏見)セレクト~

編集長の橋本が取材先で(独断と偏見で)選び抜いた利府町ならではのお土産3選をご紹介したいと思います!やはり梨の産地として名高いだけあり、お土産も梨を使用したものがとても多かったです。今回ご紹介する3つのお土産の中でも群を抜いて“梨”を感じることができたのが、利府梨をまるごと使った低カロリー無添加の日本初の天然梨ゼリー“梨んぼう”は利府を訪れた著名人や芸能人も購入していく程の銘菓。まるで梨をそのまま頬張っているかのようなみずみずしさと同時に、梨の香りが口いっぱいに広がります。食感も梨を食べた時のそのものです。
次にご紹介するのは丸型のサブレに梨のデザインが施された見た目に愛らしい“梨サブレ”!生地はサクサクで一口食べた瞬間、はっきりと梨の風味を感じつつ、芳醇なバターの香りに梨の爽やかさが見事にマッチしています。
3つ目は、ちょっと珍しいお菓子“梨かりん糖”です。すりおろし梨を使用した優しい甘みにカリッと揚がった生地は軽くて香ばしく、唐辛子の程良い辛さがヤミツキになります。一度食べ始めると手が止まらなくなりました。おやつはもちろん、おつまみにも最適です!
今回ご紹介したもの以外にも利府町には素敵なものがたくさんありますので、訪れた際には是非探してみて見ください♪

利府みやげ

最後に、「観光梨園」のお写真をご提供くださいました利府町観光振興課様、見事な「利府梨」のお写真をありがとうございました。

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