機能性表示食品取得 日常生活で生じるひざ関節の違和感(摩擦音)を軽減

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コラーゲン・トリペプチド誕生秘話

コラーゲン・トリペプチドの生みの親、
中央研究所 所長 酒井康夫に聞きました!

コラーゲン・トリペプチドはどのようにして誕生しましたか?

スタートは、アレルゲン性が大幅に低減化された「フリアラジン」という医薬用ゼラチンを開発したことから始まりました。開発当時、ゼラチンが処方されていた医薬品を投与されたゼラチンアレルギー患者がアナフィラキシーショックという副作用を起こすことが問題となっていました。我々はゼラチン及びコラーゲンメーカーですから、副作用のないゼラチンを開発しようとしたのが切っ掛けでした。
完成したフリアラジンを詳しく調べてみたら、今までにない成分のものが含まれていることを発見したのです。アレルゲン性が低減化されていることと何か関係があるかもしれないということで詳しく調べてみたら、それが何と「トリペプチド」だったのです。
そのトリペプチドを更に研究してみると、コラーゲンの最小単位でアミノ酸よりも体内で効率よく吸収されることがわかり、体が必要としている箇所に選択的に届くことも分かりました。取り込まれた先でのトリペプチドの働きも調べてみるとコラーゲン産生だけではなく、ヒアルロン酸の合成も高めるということが確認されました。何かを発見するということは深く真理を追い求めている中から“ぽっと”生まれるものです。疑問に思ったことをそのままにしないで、探求する強い気持ちが必要だと知りました。

コラーゲン・トリペプチドの研究を進めていくうえで苦労した点はありますか?

いっぱい苦労したのですけど⋯(笑)。特に苦労したことが2点あります。1点目は科学的根拠(エビデンス)の確立です。コラーゲン・トリペプチドを商品化して発売するにあたって、メーカーとして製造し品質を保証するだけでは、製品の完成度としては50%の出来といえます。新しく出来たものを単に発売してもお客さまは納得せず、手にとりません。その商品がどのような成分で、食べても大丈夫なものなのか、どのような働きが期待できて、どのように使うのか分からなければ買いませんよね?
つまり、コラーゲン・トリペプチドはどのような成分でどのような機能があるか証明するためのさまざまなデータ、特に、科学的根拠(エビデンス)に関するデータが必要です。科学的な根拠を確立する為には膨大な時間が必要となります。お客さまに納得し安心して使用していただく為の情報をそろえるだけで5年かかりました。
2点目は、コラーゲン・トリペプチドの研究開発を担う人材の獲得です。
システムとお金があっても研究開発を「やる」または「できる」人がいなければ意味がない。最終的にはそれをなしとげる人材が必要だった。
人材はそのあたりに落ちているものではないですよね?その当時、入ってきた人を教育・育成して様々なこと(研究のノウハウ)を覚えて貰いました。そういう人たちがいたお陰で出来たわけですよね。いなかったらできない。お金だけあってもできない。どういう研究開発をすればいいか考えて、それを実行できる人や、「支援」や「資金」をもらうための複雑な業務ができる人。そして、多数の先生方の前で堂々と発表し、論文を書いて納得させることができるような人材が必要でした。科学的根拠、研究開発を担う人材、この2つですね。どちらが欠けてもダメでした。“研究開発は説得の学問である”と言われる所以かも知れません。

今後の展望・コラーゲン・トリペプチドを使ってどのようなことがしたいですか?

コラーゲンには我々が知らない機能、能力やパワーが実はまだまだ沢山あるはずです。これまでにも、コラーゲンが体内で多くの働きをすることが分かってきました。まだ発見されていない機能や能力を秘めている。それら一つ一つを、宝物を掘り当てるかのように発掘していきたいです。
もう一つ、ヒトは日々の生活の中で、いろいろなダメージを受けながら生きていますが、体の中には元の正常な状態を保とうとする恒常性(ホメオスタシス)というものがあります。
コラーゲン・トリペプチドはそういった恒常性を維持する機能性を持っていることも分かりました。すなわちアンチエイジングです。トリペプチドを主要成分とした『究極のアンチエイジング剤』を開発して、一般社会の人々に届けたいと思っています。これが“夢”です。

今後の展望・コラーゲン・トリペプチドを使ってどのようなことがしたいですか?今後の展望・コラーゲン・トリペプチドを使ってどのようなことがしたいですか?

コラーゲン・トリペプチドはさまざまな可能性を秘めた魅力ある素材です。
健康的な生活のために飲みはじめた方が、美容面など思わぬところで効果を感じていただけるというお声をよく聞きます。身体の様々なところで力を発揮するトリペプチドの力を実感していただけたら幸いです。

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