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登米市編

登米市は宮城県の北東部に位置します。丘陵地帯や山間地帯に囲まれ、その間が穀倉地帯となっており、宮城米「ササニシキ、ひとめぼれ」の名産地です。北上川をはじめ、冬の季節には白鳥やガンといった渡り鳥たちが飛来する湿地の伊豆沼・内沼、長沼、さらに南には平筒沼があり、自然と水に恵まれているのが特徴です。

平筒湖(提供:登米市)

明治の学校建築の特色を色濃く残す“旧登米高等尋常小学校”へ!

白いバルコニーが特徴的な木造二階建てのこの校舎は、今から約130年前に日本の建築関係者では初めてヨーロッパに渡り、洋風建築を学んだ、山添喜三郎氏が設計監督のもと建てられました。洋風でありながら、ところどころに和の要素が垣間見える校舎は木造建築特有の温もりに溢れ、教室の前にある吹き抜けの廊下には優しい風が吹き渡っていました。コの字型の造りは、かつてこの場所で勉学に励む生徒たちを校舎が見守っていたのではないかと、思わず当時の風景を想像してしまいました。
現在、一つ一つの教室には登米市の歴史や文化、様々な時代の教科書等が展示されています。取材に訪れた日も多くの方が見学に訪れており、思い思いに校舎を回っていました。登米市を代表する建築物の一つである“教育資料館”は歴史的にも大変貴重なものです。訪れた人々を懐かしさと木の温もりで出迎えてくれる校舎は、気持ちを和やかにしてくれます。

教育資料館

登米市名物、“油麩丼(あぶらふどん)” と “はっと汁”を堪能しました!

“油麩”とは登米市に古くから伝わる食材です。「揚げ麩」と呼ばれるもので、小麦粉の蛋白質「グルテン」を植物油で揚げて作られるものです。この油麩は煮物や汁ものなどにも使われますが、登米市ではこの油麩にだし汁を吸わせ、玉ねぎと一緒に卵でとじた“油麩丼”が親しまれています。また、“はっと汁”という郷土料理が食べられており、小麦粉に水を加えて練ったものをお湯でゆで、汁に入れたものをそのように呼んでいます。汁の具材は地域や各家庭で違うそうです。
さっそく登米市名物の“油麩丼”と“はっと汁”を味わうために、とよま観光センター『遠山之里』内にある“蔵・ら~”に向かい、2つを一緒に食べることができる“蔵・ら~”セットを注文しました。どんぶりに盛られたご飯と飴色の玉ねぎの上に乗った、だしをたっぷり吸った油麩が、食欲のそそられる見た目です。味のしみた厚みのある油麩は食べ応えがあり、白いご飯と相性がぴったりでした。はっと汁はおすまし風で、つるつるもちもちの“はっと”が癖になる一品でした。登米市を訪れた際には、“油麩丼”と“はっと汁”を味わってみてはいかがでしょうか?

油麩丼 と はっと汁

オランダの風が吹く、長沼フ―トピア公園へ!

長沼フ―トピア公園は敷地内にアスレチックやキャンプ場、ローラー滑り台などがある、登米市の憩いの場所として親しまれています。2020年東京オリンピックボート競技の候補地にもなった長沼ボート場もあり、国内の大きな大会も開催されているそうです。その中でも、なだらかな丘の上に建つ風車『白鳥』はオランダから取り寄せたもので、この公園のシンボルとなっています。
取材当日は天気に恵まれ、丘を登り風車の側に立つとそこからは長沼が見渡せました。緑と水、そして異国情緒溢れる風車の組み合わせは、ここでしか味わえない特別な時間を作り出してくれました。

風車『白鳥』

平筒湖の写真をご提供下さいました登米市商業観光課さま、素敵なお写真をありがとうございました!

 

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