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川崎町編

川崎町は宮城県南西部に位置し、山や丘陵に囲まれた盆地で、町の中心部には三つの大河が流れます。伊達家の湯治場として古くから親しまれている青根温泉や広大な敷地面積を誇る国営みちのく杜の湖畔公園があり、遣欧使節団として伊達政宗にヨーロッパへの渡航を命ぜられた支倉常長が少年時代を過ごしたと言われている町です。
景観はもちろん、長い歴史と恵まれた自然環境が魅力の川崎町を訪ねてきました。

コキア(紅葉)©国営みちのく杜の湖畔公園

戦国時代に発見されたといわれている青根温泉へ!

湯の町の落ち着いた風情漂う小さな温泉街に歴代伊達藩主御用達の「湯元 不忘閣」はあります。不忘閣という名は、約470年前にこの旅館に滞在した伊達政宗が感激したといわれており、その時の感動や喜びを忘れないように「不忘」と名付けたのが由来だそうです。
中庭から見ることができる「青根御殿」と言われる殿舎は、藩主専用とされた湯治場で、建物自体は明治時代に一度焼失しているそうですが、当時の姿をそのままに再現されたその佇まいは、まさに主が滞在するにふさわしい荘厳さがあります。中には伊達家ゆかりの品々が保管されており、殿舎に宿泊はできないとのことですが、見学することは可能となっているそうです。
歴史を感じながら先人達が愛した湯に癒されることができるのも、ここ川崎町ならではだと思いました。

不忘閣(ふぼうかく)

創業150年以上の老舗そば屋で、川崎名物の「川崎そば」をいただきました!

川崎町はそばの栽培に適した町として、江戸時代からそばづくりが盛んに行われてきました。町の中心にはいくつものそば屋が建ち並びます。その中で、創業してから150年経つという「はるそば家」で昼食をいただくことにしました。
店内に入ると、この「はるそば家」の店主で、みやぎ川崎そば麺棒会の代表でもあるご主人が元気よく迎えてくれました。さっそくご主人オススメの「天ざる」を頼みました。揚げたての野菜や海老の天ぷらとざるに盛られたそばは、見る人の食欲をそそります。川崎産のそば粉を使ったこだわりの麺をつゆに潜らせ、一口食べるとほのかにそばの香りが口に広がります。程良い硬さで“つるっ”とした喉越しの麺はいくらでも食べることができそうなくらいでした。さくさくに揚げられた天ぷらは香ばしく、さっぱりとしたそばにぴったりです。ご主人から川崎町に伝わるそばの歴史や町の事など沢山の貴重なお話を聞かせていただきましたが、その間、箸を止めることはできませんでした(笑)。
川崎町に行かれた際には是非「はるそば家」で人情溢れるご主人が作る川崎そばを味わってみてください!快く取材を引き受けくださり、ありがとうございました。

はるそば家

みちのく公園で川崎町の自然を体感!

みちのく公園は4つの地区から成っている、総面積647.4ヘクタールの国営公園です。それぞれ特徴のある地区は、一年を通して様々なイベントが開かれ、多くの人が来園します。その中で、私は「南地区」を訪れました。
南地区はみちのく公園の中心となるゾーンで、東北の「文化」と生命に欠かせない「水」を表現しているそうです。南地区の中にある「彩のひろば」と呼ばれる場所では、季節ごとに10万株の花が咲き乱れ、四季折々の表情を見せ、来園者を楽しませます。噴水と色とりどりの花が幻想的な空間を生み出します。
取材で訪れた時には、マリーゴールドやサルビア、センニチコウといった花が一面に咲いており、普段なかなか出会うことのない風景に癒されました。

みちのく公園

最後に、コキアのお写真をご提供していただきました「みちのく公園」さま、秋にぴったりのお写真をありがとうございました!

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