ゼライス株式会社は、皆さまの笑顔に支えられて創業77周年を迎えます。

そこで、今回はこれまで当社の歩んできた歴史の一部をご紹介します。

 

【昭和16年】宮城化学工業所を設立

創業者である稲井善八は世界で初めて、鯨を原料としたゼラチンを製造する宮城化学工業所を設立しました。
当時捕鯨が盛んだった宮城県で、鯨の使われない部分を利用しようと研究したのが始まりです。
その３年後の昭和19年に前社名の宮城化学工業株式会社に組織を改めました。

【昭和28年】家庭用高級ゼラチンパウダー“ゼライス”を発売

“ゼライス”は発売開始から65年になります。
ご家庭でのお菓子作りはもちろん、毎日のお料理に使っていただける高品質で使いやすいゼラチンとして、全国のスーパー等で扱っていただいております。いまでも多くのお客さまにご愛用いただいているベストセラー商品です。

【平成15年】“コラーゲン・トリペプチド”開発・発売、社名の変更

日々皆さまにご愛用いただいているコラーゲンサプリメント“ゼライスコラーゲンシリーズ”は16年前に開発されました。当時アレルギー性を持たないゼラチンの開発を進めており、その研究過程の中で“トリペプチド”が発見され、今ではお客さまの健康と美容をサポートさせていただく存在となりました。
また、同年“ゼライス”は発売開始50周年を迎え、社名をゼライス株式会社に変更しました。

【平成19年】本社機能を仙台市若林区から多賀城市へ移転

更なる生産活動を効率よく進めるために、本社機能を宮城県多賀城市に移転しました。

【平成23年】3.11東日本大震災で地震・津波被災

本社は床上から2メートル30センチの津波被害を受け、当社の生産活動は一時ストップしましたが、社員による懸命の復旧活動と全国各地からの温かいご支援を頂戴し、４ヶ月後には製品の出荷再開、２年後の平成25年に完全な復旧を遂げ、大震災を乗り越えることができました。

【社会貢献活動】

復興公営住宅の建設

震災後、旧仙台若林本社工場跡地に「仙台市若林西復興公営住宅」が完成しました。
この住宅は、民間企業である当社が整備し建物を仙台市が買い取る方式で最初に完成したもので、敷地面積約１万２，５００㎡、戸数１５２戸となります。

理科特別授業を通して科学技術を子ども達に

教育総合支援機構ゆわう（当時はハリウコミュニケーションズ㈱）の協力を得て、宮城県内および仙台市内の小学6年生を対象に「理科特別授業」の講師として訪問を続けております。
（述べ29校50学級児童数1,396名 ※2018年6月1日現在）
子ども達に科学技術を身近に感じてもらう取り組みを積極的に行っております。

 

これからもお客さまに信頼と喜びをご提供するという意識のもと、安全・安心な製品づくりに努めてまいります。